ya112の日記

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『弱くても最速で成長できる ズボラPDCA』の感想

○今の自分にとって意義を感じた言葉
・まずは小さな行動を100回やってから検証する
・「言語化」とはいわゆる説明
・(言語化することで)日常の何となくを減らしていく。行動の一つ一つに理由をつけていく。
 
「細かく行動」していくための
ヒントが書かれている。
 
PDCA をとにかく回していくために、
「筆者」が「自分に合った」方法が
書き並べられている。
 
習慣化コンサルタントの古川武士さんの言葉を使えば、
「自分を上手くのせる」方法を
たくさん見つけることができたのが、
筆者なのだろう。
 
この本の良いところは、
PDCA のひとつひとつのステップに
時間をかけないところ。
 
プランの重要性が説かれるのが一般的だが、
それによって行動が遅れるのが、
一般的な PDCA の回し方だった様に思う。
 
この本では、
とにかく「筆者自身が乗れる」ためのコツが書かれており、
行動量を稼ぐコツが書かれている。
 
わかりにくいのは、
直接的には PDCA のフレームワームに沿った
説明がされていないから
(編集で無理に「PDCA」という単語をつけたような印象)、
 
PDCA の本のつもりで読むと
ややわかりにくい感じがする。
 
行動量を稼ぐという方法論以外に、
本質的なポイントについても
記載されていることが特徴的。
 
(しかし、
本質的なポイントについても、
表層的な観点からの見解でしかなく、
行動量を重ねていくスタイルの筆者には
質的転化は必要なかったかもしれない)
 
言語化」は漠然思考を防ぐためにも、
変わっていくためにも重要なポイント。
 
少し戸惑うのは、
前半の内容は「ズボラ」な人目線で書かれていて、
何とか行動していくためのヒントが並べられているのに、
 
後半になってくると、
いろいろなことが上手く回る様になって
自信を持ち始めて、
自分の方法に確信を持てる様になった人の目線で書かれている。
 
そのため、
後半の内容は「ズボラ」な人にはなかなかハードルが高い。