ya112の日記

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『一瞬で「自分の答え」を知る方法』は、とてもとても重量のある本

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今日の読書

『一瞬で「自分の答え」を知る方法

 本当にやりたいことを見つけ、行動するためのヒント』

 

出版:徳間書店

第1刷 2017年6月30日

著者:ゼン・クライア・でブラック

   ソニア・ショケット(はしがき)

訳:本田健

 

やばい、この本は本当に内容が濃い。

 

ただし、

感覚的に、現実的に、自分の「直感」を知っている人にとっては。

だろうけど。

 

「自分の答え」を知るための、

いわゆる「直感」を感じながら生きていられる人なんて

そんなに多くなさそう。

 

最初に、「直感」を自覚するためのワークがあるけど、

そのあとからは、「直感」できることが前提になって

話が進んでいく。

 

直感を感じられないまま読んでいくと、

観念的? 抽象的? 非現実的? な話がすすんでいるだけ、

って、感じてしまいそうな気がする。

 

つまり、

「頭のおかしい本」とか「クソ本」認定してしまうことになると思う。

 

 

ただし。

この本に沿うように説明をさせてもらうと、

 

「クソ本」認定したときに感じた、

「クソ」っていう感情じゃなくて、

 

そう思った時の、

体のどこかに感じる淀みのようなもの、

とか、

感覚的に嫌なもの、

とか、

体がギュっとする感じを自覚できたら、

 

それが「直感」であったりするわけだ。

 

さらにいうと、その場合に感じている「直感」は

この本では「閉じる感じ」って表現されるものに相当するはず。

 

 

一方で、

「直感」を感じられる人にとっては、

とても濃い内容になっている。

 

たぶん、「直感」の扱い方を

ここまで具体的に、実践的に書いた本は

今までにないんじゃないかと思う。

 

本田健さんが自分から、この本の翻訳を志願したのが、

本当に分かる気がする。

(はじめに、に書いてある)

 

 

本書は、本当に実践的な内容になっている。

 

ふと、今自分が感じているものが、

「直感」か「感情」か「思考」か

判らなくなったときの対処法だったり、

 

「直感」を自覚することで、

自分らしく、上手く物事が運ぶようになることの話は当たり前で、

 

もっと「直感」をアグレッシブに適応するための方法・・・っていうか、

「直感」を活き活きさせる方法が書かれている。

 

 

すごくざっくりいうと、

身の回りにいる、いつも楽しそうな人は、

「直感」をうまく使えている人だと思うんだけど、

 

(この本に沿ってに言えば、

「開く感じ」を選ぶのが上手くて、

「閉じる感じを」と付き合うのが上手い人)

 

得てして、

そういう人たちが、楽しく良い成果を残していたりする。

 

彼らに「どうやってそんなにうまくやれるの?」って訊いても、

明瞭な答えは返ってこないはず。

 

だって、「直感」を漠然と使っているから。

 

多分、

「直感」を明瞭に、意図をもって、自分の人生の進むべき方向に使う人が、

最高の自分の人生を描けるんだと思う。

 

で、この本は、そうなれるための本だと思う。

 

本当に、具体的で実践的に、

「直感」を活き活きさせる方法が示されていると思う。

 

 

 

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一瞬で「自分の答え」を知る法