ya112の日記

とりあえず何でも書き出しています。

『破壊的新時代の独習力』今日時点での感想

今の自分に足りないのは、「基本を細かく正確に丁寧に押さえる」だ

 

独習には観察が重要。

観察から事実の再編集が必要となる。

 

観察のためには、先人たちが観察し整理してきた事実・歴史がベースになるだろう。

それらが、「基本」となって今につながっているんだ。

 

力強い観察を行えるためには、先人の叡智の結晶が欠かせないように感じた。

「弱いAI」ってAIじゃないよね

「弱いAI」って、情報の一致率で情報検索しているだけで、知能があるわけでもないし、AIの要素はないと思っていたんだけど、いつの間にか、AIの仲間風になっていて、世間の流れがよくわからない。

 

それとも、本当に弱い知能があるんだろうか?

 

ただの情報一致率検索機能をAIと呼び始めたのは誰なんだろう?

AIという単語のせいで、意味不明な混乱が世間に蔓延している気がする。

 

 

何も考えずにAIって単語を使っている人たちへに嫌悪感を抱かずにはいられぬ……。

「読書をまとめる」ってなに?

「気になった言葉」を書き出して整理するのが「まとめる」?

 

言葉が「気になった言葉」になるのは、その前後の流れ・背景・文脈によるものであって、流れの中で出現した、自分に刺さる抽象化表現が「気になった言葉」になるわけじゃん?

 

部分だけ切り取っている「気になった言葉」だけを記録したところで、読み返しても意味がなくないか?

「文脈ごと切り取る」としても、だいたい、気になった言葉になってくれるための、自分の中でゲシュタルト化されるまでの背景の文脈って結構長いわけだし、まとめるのが中々難しい。

 

2:8法則でまとめるのが現実的なのか?

かといって、エッセンスだけまとめた、結果だけのコピーは使いこなせないわけだし。

章見出し・局所文書を整理・構造化しても、理解がない状態・ゲシュタルトが欠けた状態の記録は、ただの暗記作業をしているだけで、理解が伴なっていない状態だから、使いこなせないだろう。

 

結局、

読書をまとめるには、「自分の中でゲシュタルトを作成した上で、その結果だけを記録する」っていう行為が必要そうで、そのために、読書での擬似体験を、自分が実際に経験したこととして認識するだけのリアリティを持って消化して、その上で「気になった言葉」をまとめれば良いのか。

 

本質は何だ?

本質は何だ?

 

結局、知識は知識でしかない

使えるためのものではない

 

実際に必要なのは、行動するためのマニュアル。

自分の中で伸ばしていくことは、「評価の方法」「評価の質」

 

一般的診療なら、マニュアルでやれている、やっている

対応できないときに、各分野へのお願いになる。

各分野が強いのは、知識面ではなくて「評価の質」

 

基本的には、

マニュアルがあれば大方はできる

 

ただし、

マニュアルの使いこなしの質を上げていく、

マニュアルの雑さを自覚していく

 

結局、自分がどの分野の質を上げたいのか、っていうこと

各分野では結局マニュアル的思考をしている

つまり、

その分野ごとでのやり方に慣れ親しんでいるだけ。

 

つまり

自分がどの分野のマニュアルに慣れ親しみたいか?

復習・振り返りの種類 (観念的か具体的か?)

復習・振り返りをするとき、

 

事実に基づく復習・振り返り

と、

基づき切らない復習・振り返り

 

がある気がする。

そして、「基づく」の方が効果が強い気がする。

 

〇「基づき切らない」の特徴

・どこか空想的(なんかふわっとしている)

・やや現実味に乏しい

・実行しにくい、

・反省した内容と現実が結び付かない

・観念的?

 

〇「基づく」の特徴

・場面を思い出しながら、振り返っている

・その時の感情も伴ないながら振り返っている

・だから、現実味がある

 ⇒反省した状況になったときに、思い返せる

 =実行できる

・具体的?

 

〇共通していること

・どちらも復習、振り返りをしている

・どちらも思い返している

・どちらも対策案を出している

 

言葉にしきれないけど、

 

「思い返し方」に種類があって、

脳の活性化している部分が違う感じがする。

 

で、

 

「思い出し方の種類」によって、

復習・振り返りのタイプが変わってくる気がした。

 

 

『苫米地 思考ノート術』は浅く広い本

 

 

今日の読書

『苫米地 思考ノート術』

 

出版:牧野出版

発行日:2010年1月7日

著者:苫米地英人

 

一言感想

ちょっと、私では有効活用できるアイデアがみつからないな。残念。

 

内容

「メモ」と「ノート」の概念をはじめに説明しています。

 

「メモ」

話の覚書のこと。キーワードだったり、文字情報だったり。

メモは、見返すことで、あとで知識の確認ができたり、

思い出せるようにすることが目的のもの。

 

「ノート」

情報に対して、ゲシュタルトを作っていくための

思考プロセスを記載していくもの

 

という感じで、「メモ」と「ノート」の概念を説明しています。

 

 

本書での「ノート」の認識を丁寧に確認して読み進めないと、少々話に混乱するかもしれません。

「自分の目的に合致していない本」、なんてことにもなります。

 

 

以降、ノートの具体的な書き方の説明が大半を占めています。

ですが、ここからがなかなか読みにくく感じました。

 

それは、

 

苫米地さんが紹介している様々な概念についての話が、

広く浅くちりばめられているからです。

 

ゲシュタルト、スコトーマ、コンフォートゾーン、ゴールなどといった、

苫米地さんではおなじみの話がたくさん出てきます。

 

「『ノート』の書き方」があくまでメインなのか、

それぞれの単語についての説明が少なくて、

いまいちわかりにくく感じてしまいました。

 

もちろん、苫米地さんはたくさんの書籍を出版していますので、

そちらを参考にして各単語を理解したうえで、

本書を読めば問題ないのだと思います。

 

しかし、

 

本書は、浅く広く情報が使っているので、「ノート」作りを通して、

それらの苫米地さん概念をつなげて使う様子を

具体的に感じることができます。

 

一見、抽象的な概念が実際にどうやって使われていくのか、

その一例を見ることができるのは、良い点だったと思います。

 

また、実を言えば、

 

この「ノート」は、たぶん、誰もが頭の中で考えていることであったりします。

(それを、自分のゴールにつなげる方法として、

見える形に具現化したことがすごいと思います。)

 

苫米地さんは「ご自身の頭の中の様子を書き出したものが本書」

というような趣旨のことも言っておられるので、

 

この方法を使っていけば、IQアップの秘訣もつかめるかもしれません。

 

ただし、発行年は2010年で少々古いので、

他の本も読んでみて、苫米地さんゲシュタルトを作って、

本書を検証することも気を付けたほうが良いかもしれません。

 

 

 

 興味がありましたら、以下よりご購入できます。

【中古】 苫米地思考ノート術 脳を活性化し人生を劇的に変える最強思考ノート /苫米地英人

 

『一瞬で「自分の答え」を知る方法』は、とてもとても重量のある本

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今日の読書

『一瞬で「自分の答え」を知る方法

 本当にやりたいことを見つけ、行動するためのヒント』

 

出版:徳間書店

第1刷 2017年6月30日

著者:ゼン・クライア・でブラック

   ソニア・ショケット(はしがき)

訳:本田健

 

やばい、この本は本当に内容が濃い。

 

ただし、

感覚的に、現実的に、自分の「直感」を知っている人にとっては。

だろうけど。

 

「自分の答え」を知るための、

いわゆる「直感」を感じながら生きていられる人なんて

そんなに多くなさそう。

 

最初に、「直感」を自覚するためのワークがあるけど、

そのあとからは、「直感」できることが前提になって

話が進んでいく。

 

直感を感じられないまま読んでいくと、

観念的? 抽象的? 非現実的? な話がすすんでいるだけ、

って、感じてしまいそうな気がする。

 

つまり、

「頭のおかしい本」とか「クソ本」認定してしまうことになると思う。

 

 

ただし。

この本に沿うように説明をさせてもらうと、

 

「クソ本」認定したときに感じた、

「クソ」っていう感情じゃなくて、

 

そう思った時の、

体のどこかに感じる淀みのようなもの、

とか、

感覚的に嫌なもの、

とか、

体がギュっとする感じを自覚できたら、

 

それが「直感」であったりするわけだ。

 

さらにいうと、その場合に感じている「直感」は

この本では「閉じる感じ」って表現されるものに相当するはず。

 

 

一方で、

「直感」を感じられる人にとっては、

とても濃い内容になっている。

 

たぶん、「直感」の扱い方を

ここまで具体的に、実践的に書いた本は

今までにないんじゃないかと思う。

 

本田健さんが自分から、この本の翻訳を志願したのが、

本当に分かる気がする。

(はじめに、に書いてある)

 

 

本書は、本当に実践的な内容になっている。

 

ふと、今自分が感じているものが、

「直感」か「感情」か「思考」か

判らなくなったときの対処法だったり、

 

「直感」を自覚することで、

自分らしく、上手く物事が運ぶようになることの話は当たり前で、

 

もっと「直感」をアグレッシブに適応するための方法・・・っていうか、

「直感」を活き活きさせる方法が書かれている。

 

 

すごくざっくりいうと、

身の回りにいる、いつも楽しそうな人は、

「直感」をうまく使えている人だと思うんだけど、

 

(この本に沿ってに言えば、

「開く感じ」を選ぶのが上手くて、

「閉じる感じを」と付き合うのが上手い人)

 

得てして、

そういう人たちが、楽しく良い成果を残していたりする。

 

彼らに「どうやってそんなにうまくやれるの?」って訊いても、

明瞭な答えは返ってこないはず。

 

だって、「直感」を漠然と使っているから。

 

多分、

「直感」を明瞭に、意図をもって、自分の人生の進むべき方向に使う人が、

最高の自分の人生を描けるんだと思う。

 

で、この本は、そうなれるための本だと思う。

 

本当に、具体的で実践的に、

「直感」を活き活きさせる方法が示されていると思う。

 

 

 

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一瞬で「自分の答え」を知る法