「読書をまとめる」ってなに?
「気になった言葉」を書き出して整理するのが「まとめる」?
言葉が「気になった言葉」になるのは、その前後の流れ・背景・文脈によるものであって、流れの中で出現した、自分に刺さる抽象化表現が「気になった言葉」になるわけじゃん?
部分だけ切り取っている「気になった言葉」だけを記録したところで、読み返しても意味がなくないか?
「文脈ごと切り取る」としても、だいたい、気になった言葉になってくれるための、自分の中でゲシュタルト化されるまでの背景の文脈って結構長いわけだし、まとめるのが中々難しい。
2:8法則でまとめるのが現実的なのか?
かといって、エッセンスだけまとめた、結果だけのコピーは使いこなせないわけだし。
章見出し・局所文書を整理・構造化しても、理解がない状態・ゲシュタルトが欠けた状態の記録は、ただの暗記作業をしているだけで、理解が伴なっていない状態だから、使いこなせないだろう。
結局、
読書をまとめるには、「自分の中でゲシュタルトを作成した上で、その結果だけを記録する」っていう行為が必要そうで、そのために、読書での擬似体験を、自分が実際に経験したこととして認識するだけのリアリティを持って消化して、その上で「気になった言葉」をまとめれば良いのか。